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ビルバオのバル2018(1) [バル(ビルバオ)]

バスク旅行1日目(金曜)昼

早速のバル巡りに出発です。
イースター休暇の金曜日なので、街中はやや閑散としていましたが、バルに到着したらバル内はどこもかしこも大盛況!でした。
イースターだからとお休みしていたバルは思ったよりも多くなく、今までに行ったことがあって、今回回ったバルのうち、イースター休暇で閉まっていたのはLA VINA del ensancheとEME、そしてcaprichoくらいでした。

BASTER
到着したてで、まだ耳もスペイン語に慣れておらず、でも激混みのバルで注文するというのはなかなかに大変です。でもここのお店の人は優しいので、ゆっくり聞いてくれました。
ここではまず娘の昼食に、一枚ずつ焼いてくれるトルティージャを。
さらっと表面を固めただけで、半熟具合の一人前トルティージャですが、一瞬でペロリと平らげる娘。
私たちは、去年一昨年からずっと気になっていたベルモット(ベルムー、と発音するらしい)にチャレンジ。
去年は注文しようかと思ったのですが、ベルモットのボトルに10種類以上のベルモットの名前が書いてあって、これから選ぶのはちょっと難しい・・・と諦めたのですが、聞いてみたらこの10種類以上のベルモットがミックスされた自家製(とは厳密には違うけど)ベルモットだと言われたので早速注文してみました。
シェーカーに混ぜて置いてあるらしく、注文するとシェイクして注いでくれました。飲みやすく美味しいです。
ふと気付くと、カウンターのサーバーもビールともう一つはベルモットと書いてあるではないですか。
こちらは同じ物か?と聞くと、これは有名メーカーのベルモット(ストレート)で別物だよ、というのでこちらも注文。こちらの方が濃厚な感じでしたが、ミックスされた物の方が好みでした。
さて、少し酒で口もまわるようになったかな?と、次のお店へ。

BACAICOA
順路的に、食べ物的に、メトロ乗り場の広場にあるこちらへ。やはり激混みですが何とか注文。
チャンピ(マッシュルーム)のすり下ろしニンニクは相変わらずのガッツリニンニク臭。セタは、忙しいせいかいつもより焼きが足りない感じでしたが、美味しくいただきました。

Melilla y Fez
そして私たちがこよなく愛するピンチョモルーノ、やはり初日から食べないと気持ちが収まりません。
見慣れたおじさんが居てほっとしつつ注文。
う~ん、やっぱりこれですよ、これ!美味しいです。
IRUNAは夜しかピンチョモルーノ屋台を出さないので、昼から食べられるのは最高です。このお店は付け合わせのパンもIRUNAのより上質。IRUNAよりもやはりスパイシーですが、今回は娘もばくばく食べていました(シンピカンテ、最後の辛みはふりかけない、にしてありますが、マリネ液だけでも十分スパイシー)。
おじさんに、バルガイドの電子書籍に載せていいか?と聞くと、もちろんいいよ、ありがとう、とお返事もらいました。
その後夫が焼いている姿を写真撮影しようとしたら、身振りで「だめ、ちょっと待って」みたいなことをされたので、余り自分自身は写りたくないのかな?と思ったら、奥からピンチョモルーノの焼く前の串を8本ほど持ってきて両手に扇状にきれいに広げて持ち、「いえいっ!これでどうぞっ!」って、超サービス満点カット撮らせていただきました。新装版では是非写真差し替えますね、おじさん。

MOTRIKES
こちらも殺人的に混んでいましたが、なんとかカウンターの奥の方に滑り込みました。
てんてこ舞いのカウンターの人に目配せをして、ようやく2個のチャンピを注文。
実はこれが最後の2個だったらしく、私たちより後の注文は「もう無いんだ」と言われていました。おおっ、ギリギリセーフ。
肉厚でちょいとピリ辛なチャンピ、やっぱり美味しいです。

TXOMIN BARULLO
久しぶりに訪問したこちら、このあたりでコロッケ(クロケッタ)というと所謂クリームコロッケばかりなのですが、こちらではじゃがいものコロッケ(パタタスレジェーノ、じゃがいも包みみたいな意味合いか)が食べられます。
ご多分にもれず、注文も厳しいレベルの混雑。諦めかけましたが何とか注文。
カウンターに並んでいますが、注文したら温めてくれます。
以前は美味しいグリーンソースをかけてくれたのですが、今回はかけ忘れたのかかけなくなったのか、ソースがかかっていませんでした。
クリームコロッケがあまり好きじゃ無い人はこちらのパタタスレジェーノも良いかもしれません(具材はいろいろ種類があります)

CAFE BAR BILBAO
私たちはこのお店にカリエンテは無いと認識していましたが、カリエンテもあるよ、と聞いたので再訪。
周りの人たちはみんなイカフライを頼んでいますが、さすがに3人では食べられないほどの量です。
ホームページをチェックしたらブロチェッタ(串焼き)も書かれていたので注文しましたが、キッチンで調理するのはイカフライしかないよ、と。メディアラシオン(1/2皿)も無いと。
じゃあカリエンテのピンチョスはあるのか?と聞いたら、カウンター上のピンチョをこれとこれとこれとこれはカリエンテだ、と(温めて出すよという意味かと思われます)。
ん~、とりあえず温めて出してくれると言っていたバカラオのピルピルのピンチョをいただきました。これはこれでちゃんと美味しいですが、頼みたかったものが頼めなかったのがちょっと残念。

LA OLLA
今回初訪問。広場にあるバルですが下調べでは結構評判良さそうだったので行ってみました。
店内は改装されたのか、綺麗でモダンな雰囲気です。サンセバスチャンのATARIみたいな感じです。
カウンターにもおしゃれなピンチョスがずらり。普段カウンター上のものには私は目もくれませんが、試してみたくなる感じです。
カリエンテメニューは上の方に黒板に書かれていて、3種しか無いようです。
ミニチュレタとタコのグリルをオーダー、チュレタというよりも日本のサーロインステーキ(一枚焼いた物を4等分したうちの一枚、くらいのサイズ)という感じでした。すこし霜降り肉な感じです。
タコのグリルはクリーム系のソースにどっぷり浸かっていましたが、これはこれでなかなか美味しかった。
調子に乗ってもう一つのカリエンテメニュー、ミニバーガーも注文(これは私のアレルギーのリンゴが生で入っていたので私は食べられず)。夫曰く美味しかったよ、とのことでした。
店員さんに、カウンター上のピンチョで一番あなたのおすすめどれ?って聞いたら、これかな~と言ってくれたバカラオの乗ったピンチョもいただきました。
このお店、思った以上に良かったです。この広場では個人的にはCAFE BAR BILBAOやGURE TOKIよりもこちらの方が好きかな?

さて、ついつい食べ過ぎました。
いったんホテルに戻って荷ほどきです。


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concarino

たけぞうさん こんばんは。 おかえりなさい。
初日から怒涛のバル攻撃ですね そのバイタリティーさすがです!
凄く混み合ってるのも伝わります。でも負けてない~(笑)
天候はいかがでしたか?寒くなかったですか?
私の出発まで まだ少しありますので、続きを楽しく読ませて頂きます。

by concarino (2018-04-14 00:06) 

たけぞう

concarinoさん、ただいまです。
前半は結構肌寒くて、厚地の長袖に薄地コートでも寒いくらいでしたが、後半は薄地長袖でも暑い!ってくらいでした。
いつものバスクのように、昼前くらいから夕方は結構暑いくらいになっていました。
ここから先は気候良くなっていきそうですよね。

by たけぞう (2018-04-14 08:26) 

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